映画から学べること:『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』紹介〜マイノリティの苦悩と希、短所を長所とする様〜 - Milliard

映画から学べること:『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』紹介〜マイノリティの苦悩と希、短所を長所とする様〜



本記事から広義で「ビジネス視点で勉強になる」映画の紹介に切り替えていきます。


『X-MEN』シリーズは日本ではスパイダーマンシリーズほど人気が無いですが今年公開された『X-MEN:フューチャー&パスト』含め素晴らしい作品の多いシリーズです。


今回はそのX-MENシリーズの中でも評価が高く、X-MENの始まり部分を描いた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』をご紹介します。



映画紹介:この映画は現実世界のマイノリティを象徴している

X-MENとはミュータントとも言われる特殊な存在で人間とは異なります。アメコミ設定上ですが何かしらの特殊能力を持っているがそれを人間世界で出すと差別もしくは敵視されてしまうので普段は人間を装って生活している存在になります。

そのミュータントたちが徐々に集まっていく様、X-MENシリーズの軸となるキャラクター、プロフェッサーXとマグニートの出会いと対立を描いていくのが本作です。

X-MENシリーズで最も人気の作品と言っても過言ではなく私も普通に「おもしろい!」と思う作品です。

この映画はその娯楽性の裏でマイノリティの苦悩と希望をしっかりと描いていきます。ミュータントは人間というマジョリティ(多数)に対してマイノリティ(少数)なわけです。

単刀直入に言えば、
・マジョリティ(多数)=ストレート
・マイノリティ(少数)=ゲイ

とも言えます。実際X-MENシリーズをスタートさせたブライアン・シンガー監督自身がゲイなんです。(本作はマシュー・ボーン監督ですが)

もちろんゲイだけの象徴ではありません。肌の色の差別や宗教の差別など。世の中にはマジョリティからマイノリティが迫害を受けることが多々あります。それは現代社会以上に歴史が示しています。

実際あった歴史(本作ではキューバ危機)と被せてストーリーを構築しているX-MENシリーズはその辺非常にシリアスにいつも攻めています。

X-MEN(ミュータント)たちが人間から攻撃を受ける様は差別や迫害の歴史と合わせると胸が痛くなります。それこそがある意味このシリーズの魅力でもあるんですけどね。


学べること:迫害(差別)されても希望は捨てない

ビジネス視点でこの映画を学びとしたいのであれば「ピンチからの脱却」に注目をしていきましょう。これはこの映画を通して学べます。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』ではそれぞれのX-MEN(ミュータント)たちの短所を長所に変えていくトレーニングなどが描かれます。

また集団でピンチに陥った際の連携や決断の工夫も描かれます。もちろんアメコミですので現実世界で戦いになんてそうはなりませんが、スケールが大きいからこそみなさん自身のビジネスでの問題解決にそれらエピソードが役立ちます。

短所を長所に変える様、問題解決のフロー(思考)、フィクションの映画だからこそ現実世界に転用して活かすことができるのです。

映画は娯楽であると同時に教養となります。その両面を深く享受できる作品が『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』だと思います。



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