イベント集客のお話:予想以上に集客が伸びない時必ず自問自答すべき1つのこと - Milliard

イベント集客のお話:予想以上に集客が伸びない時必ず自問自答すべき1つのこと



毎月100人規模のイベントをやってるからか最近「柳下さんイベントの集客が伸びないんですがどうしたら良いですか?」と聞かれることが多いです。ノウハウ的なものは置いておいて、そういう時に必ず質問する事を今回は書いてみます。



質問「そのイベントを通して参加者の方に感じてほしいことは何ですか?」

小見出しの通りです。「参加者の方にどう感じてほしいか。そもそもそういうことちゃんと考えていましたか?」ということを聞くようにしています。

例えば私が毎月主催している「映画ファンの集い」ですが、こちらありがたいことに100人の定員を毎回締め切るんですね。

「映画の話で笑顔になれる。」

「主役は参加者のみなさん自身。」

「映画が詳しくても詳しくなくても、ここに来れば仲間と笑顔で話ができる。」

こういったコンセプトの元にイベント毎月開催してます。要するに「楽しい時間」を提供して「来月もまた月末楽しみに凄そう」と思いながら帰って頂きたいわけです。

完璧な運営はまだまだできてませんが、コンセプトや願っていることはこのように明確です。

これと同じようなビジョンを思い描いているかどうか。これ意外と適当な主催者多いのが現状です。


イベントを開催する自分たちに自惚れをするな

上記の質問に答えられないのにイベントコンセプトだけやたら気合入ってるものとかよく見かけますね。

「会場は◯◯を使って、それで当日は証明を✕✕で〜」

「今回のコンセプトは△△なので□□な雰囲気で〜」

「◎◎さんを呼んだので今回は〜」

とかそういうやつ。自惚れかって思うわけですね。


こういったコンセプトはイベント準備をする上でモチベーションになりますし、考えなければいけないことではあります。

しかしそれが先行してしまっているイベントには「参加者見ないで自惚れしてんじゃねーよ」って思うわけですね。


悪く言ってるように見えるでしょ?これ昔の自分に言ってます。

「映画ファンの集い」復活の物語〜1回潰れかけたからこそ、ここまできた。もう潰すわけにはいかない!〜

こちらの記事で書いたのですが、「映画ファンの集い」は一度潰れかけてるんですね。それは人数が自然と増えてきてあれこれ自惚れして選択肢を広げすぎたためです。

つまり「参加者見ないで自惚れしてんじゃねーよ」は誰かを指して言ってるのではなく昔の自分へのお叱りでございます。

イベント運営は楽しみながらやるべきです。遊び心がオリジナリティを生み出すからです。しかし自惚れして「今度は◎◎コンセプトで!」とかを優先させてはいけません。

まずは「そのイベントを通して参加者の方に感じてほしいことは何か?」なのです。

実は仕事も受験勉強もそうで、目的を失うと結構結果がズレることがあります。私大学受験は「予備校で頑張ってる自分凄え」的なアホみたいな思考が正直ありました。そりゃ第一志望受からんわw

というのはまあ余談ですが、とにかくイベントをやるからにはちゃんと「何を感じてほしいか」考える事。そうしないと理想とズレて「何でオレ頑張ってるのにみんなそんなこと言うんだよ。」とか意味不明なことになるのです。なってるの見たことあります←

「そのイベントを通して参加者の方に感じてほしいことは何か?」

イベントで苦戦してる時はこれを必ず自問自答するようにしてみてください。

おしまい。

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